パンナムで世界一周

「パンナム」と聞いて、胸が高まるのは、大阪万博を経験した私たちの世代か、
当時お父さんお母さんだったもっと上の世代だと思います。
パンナムのショルダーバッグを肩から提げてタラップを上る姿は、富と夢の象徴で
ちゃんと普通の路線もあったにもかかわらず、
なぜかみんな世界一周に旅立つ人と子供心に思っていました。
よく父と一緒に、夜の大阪空港に国際線の出発を見に行っていたのですが
あのバッグを持っているだけで、特別に選ばれた人のようで燦然と輝いて見えましたね～。
そしてそのバッグを肩から提げている人たちは、必ずタラップで一度振り返り
芸能人のように、ギャラリーを振り返って手を振っていました。
いったい誰に手を振っていたのでしょうか？みんな知り合いだったのか？
古きよき時代の、懐かしい思い出です(^^)

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